仏式「焼香」

仏式の通夜・葬儀では「焼香」をし、故人を弔います。

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  祭壇に進み、遺族と僧侶に一礼、遺影に深く一礼した後、一度合掌。

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  親指、人差し指、中指で抹香をつまみ、軽く頭を下げ、額の位置で押し頂く。

  （浄土真宗では、押し頂くことはありません）

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  抹香を高炉にくべる。

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  遺影に向かい、合掌し一礼。

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  一歩下がり、遺族と僧侶に一礼した後、席へ戻る。

神式「玉串奉奠」

神式の場合、仏式の焼香の代わりに「玉串奉奠」を行います。

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  遺族と神官に一礼後、神官から玉串を受け取る。葉を左手の手のひらで受け、右手の親指で枝下を支えるよに持つ。

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  祭壇に進み、やや手前で一礼。進みながら、葉の先が祭壇を向くよう、回転させる。

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  左右の手を持ち替え、葉の先が自分の方を向くように、玉串を時計回りに半回転させる。

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  根元を祭壇へ向けて、静かに置く。

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  遺影へ深く二礼し、音を立てずに二拍手、一礼。数歩下がり、遺族と神官に一礼した後、席へ戻る。

キリスト教「献花」

キリスト教の場合、焼香の代わりに「献花」を行います。

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  祭壇へ進み、遺族に一礼。右手に花がくるように、両手で受けとる。

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  献花台へ進み、手前で一礼する。

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  茎が祭壇の方へ向くよう、時計回りに回転させ、そっと献花台へ置く。

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  黙祷、または深く一礼する。

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  祭壇を向いたまま、数歩下がり、遺族、神父に一礼して、席へ戻る。

不祝儀袋の種類

宗教によって、不祝儀袋の種類と表書きが異なります。注意しましょう。

• 仏式

  

  一般的なものは、黒と白の水引ですが、銀と白、黄色と白といった物もあります。

  表書きは「御霊前」「御香典」、仏式で共通に使える「御香奠」等があります。

  ※浄土真宗の場合は「御仏前」「御香料」と書きましょう。

• 神式

  

  水引は銀色、または黒白。表書きは「御玉串料」「御榊料」「御神饌料」等があります。

  「御霊前」でも可。

• キリスト教

  

  百合の花や十字架が描かれたキリスト教専用の不祝儀袋があります。 水引は一般的にはつけません。（付けても可）

  表書きは「御花料」や「献花料」等があります。

• 中包み

  

  中包みに金額を書くときは、漢数字で書きましょう。

  「一 ⇒ 壱」

  「二 ⇒ 弐」

  「三 ⇒ 参」・・・「十 ⇒ 拾」「万 ⇒ 萬」「円 ⇒ 圓」（円でも可）

連名で出す場合

ふくさの包み方

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  左側に「つめ」が来るようにふくさを開き、中央に香典袋を置く。

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  ふくさの右側を折り、次に下、上の順に折り重ねる。

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  残った左側を折り、包む。

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  「つめ」をさして止める。

受け付けで差し出す際は

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  受付では「このたびはご愁傷様です」等のお悔やみの言葉を述べて、ふくさから不祝儀袋を取り出し、ふくさを手早くたたみ、ふくさの上に不祝儀袋を置き、差し出します。

  その際、表書きの氏名を先方に向けて差し出しましょう。